深刻な人材不足について

~需要拡大が著しい訪問介護サービス~

需要が増え続ける介護の仕事

これから需要が増える仕事として、介護関係の職種が注目されています。介護のあり方などが時代によって変わってくるので、今までよりも知識を持った人、技術を持った人が求められるようになってきます。

近年では介護保険の利用規定にも変化があり、自宅介護をせざるを得ない状況になることが多々あります。都会に限らず、静かな地方でさえも介護関係の施設は増えていて、利用者は減ることがありません。それでも自宅介護が必要なケーズが出てきているのです。将来、自分や自分の家族がこのような自宅介護を余儀なくされることも考えておかなくてはいけません。出来れば身近に介護について詳しい人がいると安心なのですが、思うようにいかないものです。自治体などでは積極的に専門職の人と対話が出来るようにと、相談会などを開いたりして、意識を高めるようにしているところもあります。社会全体が介護の必要性や、重要性を分かっていても実現するのは難しいものです。

そんな中、一番の問題点は介護職の人手不足です。人手不足のため、どうしても介護職それぞれの負担が大きく重くなってしまい、スタッフが続けることが難しい状況になっているのです。これからも介護、福祉を充実するには介護職員を増やしていく、また続けていくことが出来るような環境を作るように考えなくてはいけません。

もし、将来的に安定した職を探すのなら介護業界はうってつけです。在宅介護の需要の増えている現状をみると、訪問介護員が狙い目でしょう。介護職員初任者研修資格を有することでホームヘルパーとして働くことが出来ますので、まず資格を取ることからはじめましょう。勤務先によっては働きながら資格を取得できるサポート体制もあるので、チェックしてみてください。

ただ、始める前にどんな仕事内容かをしっかり確認しておくことは大事です。特に結婚した女性の場合、育児・家事と仕事を両立しなければなりません。家族に迷惑をかけないためにも、主婦の方は訪問介護の実態を知る必要があります。きちんと納得した上でホームヘルパー兼主婦を目指すようにしましょう。

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